| 研究課題/領域番号 |
12430027
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| 研究機関 | 明治学院大学 |
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研究代表者 |
神田 良 明治学院大学, 経済学部, 教授 (90153030)
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| 研究分担者 |
加藤 みどり 明星大学, 情報学部, 助教授 (50328986)
高井 透 日本大学, 商学部, 助教授 (60255247)
寺本 義也 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (30062178)
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| キーワード | 生産技術者の育成 |
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| 研究概要 |
技術者の国際比較を行うための基礎となる理論的・実証的な調査を実施した。
アメリカ及びドイツの共同研究者との間で打ち合わせを行い、それぞれの国での技術者の定義の違いを分析した。この結果、国籍による相違でなく、業種、業態によっても違いがあることが明らかになった。そこで、日本、アメリカ、ドイツの3ヶ国を比較するため、比較可能な業種を選択した。電気、化学、自動車の3業種に絞り込み、代表的な企業の生産現場を中心に研究した。また、ハードウェアだけでなく、日本に関してはソフトウェア生産の現場での技術者育成に関しても調査した。
技術者の育成に関しては、アメリカ、ドイツ、日本では教育制度が異なり、社会的なインフラが相違することから、こうした社会インフラも考察することが不可欠となる。この社会インフラに影響され、個別企業での技術者間での分業体制、技術者育成システムが異なっていることが明らかになった。また、企業の戦略の方向性も大きな要因になっていることが理解できる。プロダクト革新で競争力を生み出そうとするのか、生産プロセス革新で強みを発揮したいのかに依存して分業体制、育成体制が異なってくるかである。
こうした基本的な考慮要因を踏まえて、よりインテンシブな事例調査分析に進み始めている。
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