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2001 年度 実績報告書

構造転換する資本市場と企業財務に関する実態・実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 12430029
研究機関流通科学大学

研究代表者

濱村 章  流通科学大学, 商学部, 教授 (10034414)

研究分担者 田渕 進  大阪経済大学, 経営情報学部, 教授 (70079284)
生駒 道弘  四国大学, 経営情報学部, 教授 (10031840)
後藤 幸男  四国大学, 経営情報学部, 教授 (50047445)
福田 司文  流通科学大学, 商学部, 教授 (80181270)
榊原 茂樹  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (10030719)
キーワード経営財務 / ベンチャービジネス / 証券市場
研究概要

1.当初設定した4つのグループ内で研究を進捗するため,互いに可能なかぎり情報を交換し合って研究を進めた.各グループ内の成果はまだ完全な形になっていないが,来年度の研究完成に向けて努力を続けている.簡単な研究発表は,研究分担者の福田が工場見学の日程を使い,リスク管理について行った.そこでは,発表参加者から多くに意見をいただいた.
2.財務の実態調査については,今年度も積極的に行った.当初,予定したアジアへ進出した日本企業についてたくさんの聞き取りを行うことができた.一つはベトナム進出企業でホーチミン市の日系企業の生産現場を訪問し,工場見学できた.グンゼ,マブチモーター,プラスの生産ラインを見学,担当者と有意義な意見交換ができた.その他に,東京三菱銀行ホーチミン支店,ジェトロ・ホーチミン,ベトナム商工会議所の各担当者と個別にベトナム経済の現況について有意義な会談を持つことができた.二つ目は上海の日系企業を訪問した.花王,サントリー,YKK,イトキンなど多くの業種にわたって工場訪問の機会を得,各業務担当者の方と中国進出をめぐる話題について意見交換を行った.多くの企業が中国でのすでに高いシェアーを上げていることに驚かされた.
国内企業の訪問も活発に行った.今年度は,ローランド社を訪問.少量生産でユニークな分野の製品を開発している,開発姿勢について意見の交換を行った.国内企業の2回目は,インテック・ウェブ・アンド・ゲノム・インフォマティクス社を訪問,ウェブ・アンド・ゲノム社はweb上で遺伝子情報を解析するVBで,VBとしての資金問題や研究開発問題について意見交換した.さらに,UNIX陣営の有力企業サン・マイクロシステムズ社も訪問することができた.会長より業界について有意義な意見をうかがうことができた.

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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