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2002 年度 研究成果報告書概要

構造転換する資本市場と企業財務に関する実態・実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 12430029
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関流通科学大学

研究代表者

濱村 章  流通科学大学, 商学部, 教授 (10034414)

研究分担者 田渕 進  大阪経済大学, 経営情報学部, 教授 (70079284)
生駒 道弘  四国大学, 経営情報学部, 教授 (10031840)
後藤 幸男  追手門学院大学, 学長 (50047445)
福田 司文  流通科学大学, 商学部, 教授 (80181270)
榊原 茂樹  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (10030719)
研究期間 (年度) 2000 – 2002
キーワードコーポレート ガバナンス / ベンチャービジネス / 新規公開株 / 株式先物 / 株式交換
研究概要

科学研究費の助成を受けて日本企業の財務の構造転換に関する実態・実証研究を行ってきた。実態調査については、国内の有力企業から地方のベンチャービジネスまで、また海外の進出企業まで幅広く見学、聞き取りを実施することができた。まだ、これらの知見は研究成果に生かし切れていないが今後の課題にしたい。
報告される成果は、研究報告書として作成されるが、この報告書は3つの分野の成果となっている。一つはコーポレートガバナンスの問題である。時価発行以降過程でガバナンスがどの程度有効であったか、あるいは、機関投資家のガバナンス行動はいかなる傾向を持つかの点。また、日本で論じられているほどアメリカ型のガバナンスは手放して賞賛されるわけでなく、80年代のアメリカでもそのあり方に多くの批判があったことなどを論じる研究を行っている。
二つ目の成果はベンチャービジネスについてである。とくに、ほとんど紹介されていない中・東欧のVB、日本の地方都市でのVBでの事例や傾向を調査し、分析している。
三つ目の成果は、ガバナンスの行使と強く関連させられる株式市場の問題である。新規公開株の価格付けは、今日の大きな関心事で、価格付け問題を行動ファイナンスの視点から分析した。その他に、株式交換という財務行動で株価に乖離がないかどうかの検証もおこなった。また、株式先物市場の価格付けについて計量的な分析を行った。

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公開日: 2004-04-14  

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