研究概要 |
本研究は平成12年度から平成14年度の3年間にわたる研究であるが、その最終年度である本年度は次のことを行った。連結企業グループにおける事業組織構造の再編をグループのビジネス(事業)の再構築の観点から取り扱った。その中で本年度は、一昨年度に実施した質問票調査(「事業部制・社内分杜制・分社制に関する分権的システムの調査」)の分析を続行し、また松下電器産業とキャノンの訪問調査を行った。その結果、2つの論文を出版し、1つの未公表論文を作成し、1つの著書を刊行した。 論文1.事業評価と管理者評価への日本的特色の導入・『会計プログレス』No.3,2002.pp22-30.(単著) 2.事業部制解体と子会社再編による企業価値経営-松下電器を事例として-、『企業会計』Vol.54 No.10 2002年10月号,pp.4-13.(単著) 3.グループ経営における分権管理システムの研究、(未公刊) 著書1.『経営・会計の実証分析入門』中央経済社、2003年1月刊.(単著)
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