| 研究課題/領域番号 |
12450086
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
塩津 正博 京都大学, エネルギー科学研究科, 教授 (20027139)
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| 研究分担者 |
白井 康之 京都大学, エネルギー科学研究科, 助教授 (60179033)
畑 幸一 京都大学, エネルギー理工学研究所, 助手 (60115912)
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| キーワード | 超流動ヘリウム / 3次元的熱流動 / 定常熱伝達 / 過渡熱伝達 / 実験と数値解析 |
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| 研究概要 |
浸漬冷却熱伝達の研究:
プール加圧He II中の平板発熱体に於ける臨界熱流束を、平板寸法を種々変えて系統的に求め、実験結果を記述する表示式を提示した。
平板における過渡熱伝達実験結果とこれまでに得られていた種々の寸法の円柱発熱体に於ける実験結果を比較検討し、その相違を明確にし、その理由を考察した。
加圧He II中の断面積の異なる片側開放二段ダクトー端の平板発熱体にステップ状熱入力を加えたときの過渡熱伝達をダクト断面積並びにダクト長さを種々変えて求め、実験結果を記述する表示式を提示した。
加圧He II中のオリフィスを持つ他端開放ダクトー端の平板発熱体における臨界熱流束とステップ状熱入力に対する過渡熱伝達をオリフィス開口面積を種々変えて求め、その影響を明らかにした。
二流体モデルによる数値解析コードの研究:
2流体モデルの基礎方程式を厳密に解いて加圧超流動ヘリウム中の2次元熱流動現象を解析する二次元数値解析コードを開発し、上述の断面積が拡大あるいは縮小する場合のダクトに於ける定常及び過渡熱伝達実験結果を良く記述することを確かめた。実験結果で裏打ちされた初めての二流体モデルによる二次元数値解析コードとして現在学術誌に投稿準備中である。
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