研究課題/領域番号 |
12450345
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
和田 雄二 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (40182985)
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研究分担者 |
長谷川 靖哉 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (80324797)
北村 隆之 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (40294037)
柳田 祥三 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10029126)
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キーワード | 希土類 / ネオジム / 近赤外発光 / ナノ結晶 / フォトルミネッセンス / 表面修飾 / 酸化チタン / 光触媒 |
研究概要 |
ネオジムカチオンにより交換したナノサイズゼオライトが、そのままでは決して示さない近赤外フォトルミネッセンスが、ビストリフルオロメチルスルフォイミド処理により、可能となることが明確となった。ゼオライト中のネオジムカチオンは、低振動環境に囲まれているにも拘わらず、発光しないのは、カチオンへの配位水が通常の処理では取り除けないためであり、上記処理はそれを可能とする。 酸化チタンナノ結晶を合成する手法の開発研究を同時に行った。四塩化チタンからアルカリにより生成したアモルファス酸化チタンを共通の原料とし、アナターゼおよびルチル型酸化チタンを作り分ける手法を確立し、その光触媒反応活性を比較した。この手法では、高い結晶性が得られ、さらに10nm程度の粒径の揃った粒子が合成可能である。
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