• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2001 年度 実績報告書

分子生物学的アプローチによる球根作物の球根形成および休眠に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12460017
研究機関九州大学

研究代表者

大久保 敬  九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (80150506)

研究分担者 尾崎 行生  九州大学, 大学院・農学研究院, 助手 (60253514)
キーワード球根 / 休眠 / 球形成 / アブシジン酸 / ディファレンシャルヂスプレイ
研究概要

ヒアシンス(Hyacinthus orientalis L.cv. Delft Blue)の球根内葉原基を,IBA 1mgl^<-1>を含むMS培地に置床し,シュートが1cm以上に生長した外植体を用いた.5℃暗黒下で培養する低温処理区と,25℃連続照明下で培養する無低温処理区を設け,培養10日目から12週目にかけて外植体を採取した.また,葉原基からシュートを切り出し,ABA0または1mgl^<-1>を含むMS培地に置床し,25℃連続照明下で培養するABA処理区と対照区を設け,培養2週目から10週目にかけて外植体を採取した.採取した外植体から全RNAを抽出し,cDNAを合成した.得られたcDNAを鋳型として,ランダムプライマーCMN-A00〜19およびOPA-01〜20を使ったPCR反応を行った.このPCR増幅産物のアガロースゲル電気泳動(ディファレンシャルディスプレイ)を試みた.
ディファレンシャルディスプレイでは,外見上,球形成がおこる以前の外植体にPCR増幅断片の多型がみられ,低温処理やABA処理による遺伝子発現調節が低温処理後,早い段階から開始されていることが示唆された.低温処理区で特異的に発現していたPCR増幅断片のうち,処理10日目でみられた4断片(CMN-A03,1200bp ; CMN-A08,1200bp ; CMN-A10,1400bp ; CMN-A12,1000bp),処理7週目の1断片(CMN-A02,1000bp)および処理8週目の1断片(OPA-08,1000bp)がABA処理区でも特異的に発現していた.In vitroにおけるヒアシンスの球形成は低温によって誘導され,ABAの制御下にある(伊井ら,2000)ことから,低温処理区とABA処理区で共通してみられた断片は,球形成に関わる発現遺伝子のPCR増幅断片である可能性が考えられる.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 伊井香織, 前原加奈子, 大久保敬: "低温およびABAにより発現誘導されるヒアシンスの球根形成遺伝子候補断片の探索"園芸学会雑誌. 71別1(未定). (2002)

URL: 

公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi