研究課題/領域番号 |
12470105
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 鳥取大学 (2003) 大阪府立公衆衛生研究所 (2000-2002) |
研究代表者 |
鈴木 定彦 鳥取大学, 医学部, 助教授 (90206540)
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研究分担者 |
田丸 亜貴 大阪府立公衆衛生研究所, 感染症部, 研究員 (70270767)
松葉 隆司 鳥取大学, 医学部, 講師 (20304206)
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研究期間 (年度) |
2000 – 2003
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キーワード | 結核菌 / 分子疫学 / IS6110間PCR |
研究概要 |
本研究により以下の成果が得られた。 ・新たな結核菌の迅速型別法であるセルフライゲーションPCRを確立した。 ・拡張型スペーサーオリゴヌクレオチドDNAチップSPONC96を作成し、従来のスポリゴタイピングでは型別出来なかった菌株の型別を可能にした。 ・IS6110優先挿入領域(ip1)の塩基配列の解析を行い、我が国の分離株では多様性が乏しいが、DNAチップによる型別には応用できることを見い出した。 ・DNAジャイレース(gyrA/B)遺伝子の多型の解析を行い我が国の分離株でも2種に分類でき、DNAチップによる型別に応用できることを見い出した。 より簡便な型別のための遺伝子増幅法であるIS6110間PCRにより我が国の分離株の約80%が型別できることを見い出した。これはDNAチップによる型別に応用できることを示していた。
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