研究課題/領域番号 |
12470234
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
石井 誠一 東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (60221066)
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研究分担者 |
大谷 明夫 東北大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (30133987)
佐藤 靖史 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (50178779)
亀岡 淳一 東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (30261621)
溝井 賢幸 東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (90271949)
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キーワード | 血管新生 / 血管内皮前駆細胞 / 大腸癌 / NOD / SCID / 転移 |
研究概要 |
1GFP導入ヒト大腸癌細胞株の樹立と生体蛍光顕微鏡によるマウス微小循環の解析 EGFP-expression vectorを用いてlipofection法により転移能の異なる3種のヒト大腸癌細胞株への導入を試み、それぞれのstable transcectantsを樹立した。生体蛍光顕微鏡システムに高解像度デジタルビデオカメラを導入し、GFP導入ヒト大腸癌細胞株のヌードマウス盲腸内移植局所における腫瘍血管新生像を解析した。その結果、移植後の早期より著明な腫瘍血管が誘導されることを確認した。これまで移植癌細胞数は1-2x10^6個/マウスであったが、EGFPによる輝度が高すぎて微細な蛍光観察が不可能であった。そこで、微量注入注射器を用いた、極少数の癌細胞移植により同様の解析を進めている。 2NOD/SCID一Huにおけるヒト血管内皮細胞由来腫瘍血管の誘導 健丈人volunteerより骨髄細胞の提供を受け、ヒト大腸癌細胞株とともにマトリゲルに浮遊してNOD/SCIDマウスに移植した。免疫組織化学にてヒト内皮細胞由来の血管新生の有無を確認中であり、今後は骨髄細胞中の血管内皮前駆細胞を分離して同様の実験を予定している。 3ヒト血管内皮前駆細胞の分離・培養 fibronectin-coating dishを用いて末梢血血管内皮前駆細胞の分離・培養を試みたが現在まで再現性を得ていない。今後は骨髄細胞中の血管内皮前駆細胞の分離・培養を試みる予定である。
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