• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

顎口腔機能診断のためのデータベース構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12470422
研究機関徳島大学

研究代表者

坂東 永一  徳島大学, 歯学部, 教授 (00014168)

研究分担者 藤村 哲也  徳島文理大学, 工学部, 助教授 (80219047)
鶴田 正彦  鶴見大学, 歯学部, 講師 (80089458)
河野 正司  新潟大学, 歯学部, 教授 (50014098)
竹内 久裕  徳島大学, 歯学部附属病院, 講師 (10222093)
中野 雅徳  徳島大学, 歯学部, 助教授 (30136262)
キーワード顎運動 / データベース / 顎運動測定器
研究概要

まず、平成14年3月6〜9日にアメリカ合衆国、カリフォルニア州サンディエゴで開催された第80回のIADR(国際歯科研究学会)にて、データの応用解析を行った研究成果を発表した。続いて平成14年9月15〜18日に横浜で開催された第1回国際咀嚼学会にて、集積されたデータから咀嚼に関する解析を行い、この研究成果を発表した。鶴見大学、新潟大学、徳島大学における研究担当者間での討議では、昨年に引き続きインフォームドコンセントおよび具体的調査項目、さらにデータ提供時のフォーマットなどについて具体的に検討が行われた。また咬合における正常者の定義については一元的に定めず,データベース内に咬合に関するチェックポイントを整備し,解析者が必要とする選択基準でのケース抽出が可能となるようにすることとした昨年の協議事項を確認した。さらに異なる測定器間でのデータ比較やデータを統合する際に障害となる基準平面の違いに関する問題については,昨年度に徳島大学から提案した内容を確認し、測定器間で基準平面を統一するのではなく基準平面や測定形式に依存しない解析方法について徳島大学にて研究開発を続けていることを報告した。これについては、昨年度に第106回日本補綴歯科学会学術大会(平成13年10月,盛岡)にて発表した内容に加え、顎間軸(工学的には螺旋軸)という概念を導入することで空間における立体の運動を基準平面に影響されにくい形で表現できることを説明し、パラメータとして導入するためにシステムを開発中であることを報告した。現在は,最終的なシステムの開発を行っている。またシステムの概要について平成15年6月25〜28日にスウェーデンのイエテボリにて開催される第81回IADR(国際歯科研究学会)にて発表予定であり、これに向けて研究の完成を進めている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] H.Takeuchi: "Changes of Jaw movements in the early phase of mastication"Journal of Dental Research. 81(Special Issue A). A455-A455 (2002)

  • [文献書誌] M.Nakano: "Relation between occlusal facets of molar and chewing pattern"Journal of Dental Research. 81(Special Issue A). A158-A158 (2002)

  • [文献書誌] H.Takeuchi: "Studies on the locus of first molar motion in the early phase of mastication"1^<st> International Congress on Mastication and Health. Program and Abstracts. 97-97 (2002)

  • [文献書誌] S.Shigemoto: "Masticatory mandibular movements in denture wearers : A method study"1^<st> International Congress on Mastication and Health. Program and Abstracts. 99-99 (2002)

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi