研究課題/領域番号 |
12470427
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
森戸 光彦 鶴見大学, 歯学部, 教授 (30089429)
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研究分担者 |
大島 朋子 鶴見大学, 歯学部, 助手 (50233101)
松本 亀治 鶴見大学, 歯学部, 講師 (60139631)
前田 伸子 鶴見大学, 歯学部, 教授 (10148067)
菅 武雄 鶴見大学, 歯学部, 助手 (40247333)
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キーワード | 高齢者 / 口腔内微生物叢 / 唾液流量 / 唾液緩衝能 / 唾液の生化学的性状 |
研究概要 |
長期療養者ならびに高齢者の口腔内微生物叢についての検討を行うため、すでに採取した資料と新たに採取した資料に対して分析を行った。資料採取の対象地区は、岩手県・新潟県・神奈川県・愛知県・広島県であり、老人病院・特別養護老人ホームの入居者の同意と施設の協力、さらには在宅高齢者、鶴見大学歯学部附属病院高齢者歯科外来通院患者の同意を得て資料採取した。検査項目は、代表的な日和見感染病原苗であるCandeda属、Staphylococci、MRSA、齲蝕病原菌であるStreptcoccus mutansグループ、乳酸桿菌、歯周病原菌、唾液流量、唾液緩衝能、唾液の生化学的性状、義歯の影響、残存歯との関連などである。平成12年度は、口腔内微生物叢の特徴・微生物相互の関連・唾液との関連・口腔清掃の効果などについて分析を行い、IADR(演題名:Study on oral microbial flora of elderly people, Study of microbial flora on diabetes mellitus patients)、JADR(同:Longitudinal study on oral microbial flora of elderly people)AADR(同:An investigation of candida and halitosis in elderly people)、日本老年歯科医学会(同:要介護者における舌ブラシによる口腔清掃効果)としてそれぞれ学会発表を行った。論文執筆は、以下に掲げるとおりである。今後さらに、歯科口腔疾患・嚥下性肺炎・MRSAなどの感染症との関連について検討する予定である。
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