研究課題/領域番号 |
12470466
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
平出 隆俊 昭和大学, 歯学部, 助教授 (80129866)
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研究分担者 |
田中 憲男 昭和大学, 歯学部, 助手 (60343498)
倉林 仁美 昭和大学, 歯学部, 講師 (20255889)
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キーワード | 臨床的根拠 / カクテル治療 / 治療期間 / 治療成績 / 組み合せ治療 |
研究概要 |
平成12年度に資料整理、13年度に治療の効率化に関与する治療関連因子を探索した。その結果、13年度の実績報告書に述べた(1)骨格性、(2)治療開始時期、(3)治療法としての抜歯非抜歯の選択、(4)装置の組み合わせなどを考慮することにより治療の効率化(治療期間の短縮化、医療費の削減)が図れることが示唆された。 一方、効率化と並行して探索してきた治療危険因子としての歯根吸収ならびに歯周疾患等の発現に関しては、必ずしも治療の短縮化と並行した結果は得られなかった。 さらに、動的治療を終了し獲得された個性正常咬合の維持に関しては、治療法の差(抜歯、非抜歯)や保定装置の種類とは関連正が低く、むしろ保定装置の長期使用が推奨された。 以上の結果を平成14年度作成の報告書(冊子)にて報告する。
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