研究分担者 |
秋本 弘章 独協大学, 経営学部, 助教授 (90327015)
山本 充 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (60230588)
高阪 宏行 日本大学, 文理学部, 教授 (60092516)
中村 康子 東京学芸大学, 教育学部, 助手 (20293003)
関根 智子 日本大学, 文理学部, 助手 (90297763)
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研究概要 |
本年度は,学術雑誌,報告書やインターネットを通じて,GIS教授法の研究で先行する欧米から,ソフトウェア,カリキュラム,マニュアルなどGISに関する情報を広範に渉猟するとともに,小・中・高・大学におけるGIS教育の実態を,聞き取りやアンケート調査によって把握した.さらに,先進的なGIS教育で成果を上げている学校やGISを活用している学校を訪問し,導入や実践方法に関する問題点を探った. 昨年度の研究を基本的に継続し,村山はインターネットを利用した地理情報とGISの提供に関する研究に従事するとともに,全体の総括を行った.また,インターネットGISの試作品を完成させた.岡部は,主として大学高学年を対象としたGISの効果的な教授法に関する調査研究を行った.高阪は,大学においてGISを効果的に教授するためのカリキュラムの構築に携わった.とくに,地理学専攻高学年における効果的な実習のあり方について探求した.山本は,高校におけるGISを利用した授業のあり方とGISを利用した教材の開発にあたった.秋本は,高校におけるGISを利用した授業のあり方とGISを利用した教材を開発した.また,作業学習による都市の内部構造の指導に関するGISの有効性を検討した.関根は,多様な空間分析機能を盛り込んだ教育用GISソフトウェアの開発を行った.中村は,中学校におけるGISを利用した授業のあり方とGISを利用した教材の開発にあたった.また,村山は編者の1人として,「授業のための地理情報-写真・地図・インターネット」の図書を出版した.
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