研究課題/領域番号 |
12480031
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大高 泉 筑波大学, 教育学系, 教授 (70176907)
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研究分担者 |
藤田 剛志 千葉大学, 教育学部, 助教授 (90209057)
鶴岡 義彦 千葉大学, 教育学部, 教授 (80172063)
江口 勇治 筑波大学, 教育学系, 助教授 (50151973)
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キーワード | ドイツ / アメリカ / 環境教育 / 地域との連携 / 地球サミット |
研究概要 |
学校教育において環境教育の比重はますます大きくなっている。各学校が環境教育を実践するに当たって特に不可欠となる地域との連携・地域の活用、つまり地域の特色・環境・人材・施設等々と具体的にどのように連携するか、またそれらをどのように活用するか、その連携・活用のシステムと実際についてはまだまだ未解明である。そこで、13年度は、12年度に続き、ドイツ及びアメリカの環境教育モデル校(初等及び中等教育段階)における環境教育と地域の連携システムとその実際、特質、問題点等々を解明すべく、基礎的作業を行った。特に、ドイツ環境教育学会会長のハーン氏の講演録を訳出し、ドイツの環境教育の実践・理論・政策の全体像を探った。 1.D.G.de Haan: Bilanz und Perspektiven der schulischen Umweltbildung in Deutschland, 1996 D.G.de Haan: Umweltbildung und Agenda 21の翻訳と地球サミット以降におけるドイツの環境教育の理論・実践・政策の動向分析 2.ドイツの学校教育における環境教育と地域の連携システムの動向検討 (1)ドイツの学校教育における環境教育と地域の連携システムに関する文献調査・検討した。 (2)ドイツの環境教育モデル校への調査:学校規模、連携の実態、環境教育プログラム、主な成果、ユニークな試みと教材、教員の研修、課題等々について調査した。 (3)上記情報のデータベース化を進めた。 3.アメリカの学校教育における環境教育と地域の連携システムの動向を検討した。 (1)アメリカの学校教育における環境教育と地域の連携システムに関する文献調査・検討した。 (2)アメリカの環境教育モデル校への調査:学校規模、連携の実態、環境教育プログラム、主な成果、ユニークな試みと教材、教員の研修、課題等々について調査した。 (3)上記情報のデータベース化を進めた。
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