研究分担者 |
鳩貝 太郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
松原 静郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (50132692)
三宅 征夫 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 部長 (50000071)
小倉 康 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 主任研究官 (50224192)
猿田 祐嗣 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (70178820)
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研究概要 |
本研究は,国際教育到達度評価学会(略称:IEA)が1994年度の学年末(わが国は平成7年2月)に46か国で実施した第3回国際数学・理科教育調査-第1段階調査-(略称:TIMSS)に引き続き1998年の学年末(わが国は平成11年2月)に実施された第2段階調査(略称:TIMSS-R)の理科教育に関する参加38か国のデータを,わが国を中心として比較分析するものである。 特に,第1段階調査で国際的にみて低い水準にあった理科への関心・意欲・態度や思考力・表現力が,第2段階調査ではどのように変化したかに焦点をあて,数値化されたデータしか作成していない自由記述形式問題の中学生の解答(文章等)をすべて入力し,詳細な二次分析を行うことを目的とする。 平成13年度は平成12年度に引き続き,第2段階調査(TIMSS-R)におけるわが国の生徒の自由記述問題の解答(文章及び図表)の入力及びデータベース化を行った。具体的には,中学校2年生約5,000名に出題した数学および理科問題のうち問題冊子7および8について,自由記述で解答させる問題の解答をテキストと画像の両方で入力し,データベース化した。さらにデータは問題番号,学校番号,性別,正答/誤答の別で検索し,必要な画像を印刷できるようにした。 また,TIMSSおよびTIMSS-Rに共通に実施した中学校2年生向けの生徒質問紙の参加国/地域すべての反応率の比較表を整理し,資料として中間報告書にまとめた。
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