研究分担者 |
黒上 晴夫 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20215081)
鈴木 克明 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (90206467)
水越 敏行 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20019409)
黒田 卓 富山大学, 教育学部, 助教授 (80262468)
木原 俊行 大阪市立大学, 文学部, 助教授 (40231287)
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研究概要 |
子どものメディアに対する態度について、2年前に開校した最新の校内ネットワークを備えた中学校を対象に、絵画投影法やメディア行動調査を実施した。。このデータで、当該校での学年比較により、インターネット利用経験によるメディア行動を比較し,文字メディアは情報機能が優れていること,映像メディアは肯定と否定があい半ばし,電子メディアは,情報機能,肯定的態度,社会的態度で顕著な特徴があり,会話はコミュニティ形成や情意機能に置いて優れていることが分かった。同時に、一般校との学年間の比較と、学校間の比較を行い、インターネット利用によるメディア態度への影響を分析しその特徴を整理した。 また,インターネットを活用するポートフォサオ評価を、子どもの自己評価、教節の相互評価、保護者評価を組み入れて、システム化を行い、実践的に活用し評価した。ディジタルポートフォリオは質的評価として注目されているが、インターネット活用により、その現実的な利活用が求められていることから、本事例研究により具体的な指針を示すことができた。これらとともに,メディアリテラシーの育成を、インターネット利用を中心に促進する指導要因を、小学校を中心に行い、それを中学校のカリキュラムと連携する形での発展的方策を策定する。情報活用能力をメディアリテラシーに焦点化して行うもので、小学校から中学校への体系的カリキュラムの枠組みを検討した。 これまでのデータを分析し、インターネット利用の実践的劫果を総合的に検討し、維合報告書をまとめた。
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