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2001 年度 実績報告書

100年間の小学校図画作品の軌跡と表現分析

研究課題

研究課題/領域番号 12480049
研究機関東京学芸大学

研究代表者

土屋 昌義  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60014750)

研究分担者 山田 一美  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (80210441)
金子 亨  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90233882)
キーワード児童画 / 100年間 / 表現研究 / 尋常小学校 / 臨画 / 博労小学校 / 新定畫帖 / 自由画
研究概要

基盤研究(B)(2)の研究2年度にあたり、富山県高岡市にある博労小学校の卒業図画作品の現地調査を行い、表現研究の資料作成としてのスライド撮影を行う。博労小学校での卒業作品は明治37年度入学生から現在まで収集されており、今後も毎年に収集されている。
先に予想した25000枚は、作文や習字を含むものであり、全ての作品数は、大凡35000点である。現在までの収集図画作品は、おおよそ15000枚弱であった。
研究当初の図画作晶の15000点の図画作品と限定した。今年度の調査実績は、大正6、7年度の再撮影と昭和8年より昭和28年度、昭和41年度から平成10年度までの資料の撮影を行った。
昨年秋よりコンピュータによるjpg, photoshop 2通りの画像処理と保存を行った。
東京学芸大学芸術館に於いて、本年1月8日より14日まで収集作品のデジタル資料を基に、ヒストグラム形式の年譜の発表と時代ごとの比較展示を行い、多くの参加者を得た。今後JPG保存の資料を基に、検索項目策定とすべての作品のデータベース管理による表現研究や分析を行う計画である。
パーソナルコンピュータによる画像データ検索は、ソフトが限定され、100年間を時代ごとに纏めることで、文字情報と比べて大きなデータになる児童画の検索能力を高めることを検討している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 土屋昌義: "卒業期の図画作品 表現と分析 (その2)"大学美術教育学会. 34号. 264-271 (2002)

  • [文献書誌] 金子亨: "博労小学校図が教育の変遷 -明治・大正-"大学美術教育学会. 34号. 15-22 (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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