研究課題/領域番号 |
12480055
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研究機関 | 清泉女子大学 |
研究代表者 |
石田 雅近 清泉女子大学, 文学部, 教授 (70146942)
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研究分担者 |
酒井 志延 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (30289780)
久村 研 田園調布学園大学, 短期大学部, 助教授 (30300007)
緑川 日出子 昭和女子大学, 人間科学部, 教授 (10245889)
笹島 茂 埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (80301464)
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キーワード | 英語教員集中研修 / 研修直後 / 研修2ヶ月後 / 授業改養 / 研修指導主事 / 研修参加者の証価 / 研修成功事例 / 研修講師の選定 |
研究概要 |
平成15年度の施行された「英語教員集中研修」を受講した現職英語教員を対象として、研修前と比較して「研修直後」及び「研修2ヶ月後」の授業の改善や取組みについてどのような変化があったかを中心に、下記の要領でアンケート調査を行い、研修の有効性を検証した。 (1)平成15年度の研修を実施した60教育センター・教育委員会に、25項目の「研修直後にお答えいただくアンケート」を送付した。これは研修指導主事を通して回収する形式をとり、32の教育センター・教育委員会から2,163名の回答を得た。全研修参加者7,761名のうち約27.9%が回答を得たことになる。 (2)「研修直後のアンケート」の回答者のうち917名から、21項目の「2ヶ月後にお答えいただくアンケート」が回収された。(回収率約42.3%) 上記2種類のアンケート調査から、研修参加者の評価が高い仙台市教育委員会、大阪府教育センター、高知県教育センター、神戸市教育委員会、相模原市教育委員会の各研修プログラム内容を調査した結果、これらの成功研修事例には次の特徴が見られた。 (1)優れた研修講師の選定、短期集中研修、中・高教員別の研修を行っている例:仙台市 (2)研修実績があり研修指導主事の企画運営の手腕が優れている例:大阪府、神戸市 (3)「英語教員集中研修」が行われる数年前に全国レベルの教員研修大会が開催され、かねてより研修専門家に助言を得て準備を行っていた例:高知県 (4)研修目標を英語力向上に絞り、英語運用力強化のための講師を民間団体に委嘱したために参加者の好評を得た例:相模原市 2ヶ月後のアンケートの回答からは、すべての項目に対して7〜8割の高率で、今回の「集中研修」が有益であったという好意的な反応であったことは、「英語教員集中研修」の意義が大きいことが実証されたと言えよう。
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