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2000 年度 実績報告書

トランスジェニックマウスを用いたフロアープレート特異的遺伝子の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 12480235
研究機関筑波大学

研究代表者

桝 正幸  筑波大学, 基礎医学系, 教授 (20243032)

研究分担者 高橋 智  筑波大学, 基礎医学系, 教授 (50271896)
千田 大  東京大学, 医科学研究所, 助手 (90312842)
塩見 健輔  筑波大学, 基礎医学系, 助手 (00311598)
キーワードフロアープレート / サルファターゼ / 神経パターン形成 / トランスジェニックマウス
研究概要

本研究は、神経パターン形成において重要な役割を果たすフロアープレート細胞に特異的に発現する遺伝子として我々が単離したサルファターゼFPとオートタキシンの機能解析を目指している。サルファターゼFPはゴルジ体や小胞体に局在する新規のサルファターゼであり、オートタキシンは細胞外領域に酵素活性部位を持つ機能不明の膜蛋白である。我々のin vitroの解析から、これらの遺伝子は細胞間の何らかの情報伝達と関係があると考えているが、その機能は不明なままである。そこで本研究では、トランスジェニックマウスを用いてこれらの遺伝子の機能を個体レベルで明らかにしようとしている。
そこで本年度は、遺伝子過剰発現の効果を調べる為にHNF3bエンハンサーを用いてこれらの遺伝子をフロアープレートに過剰発現させてみたが、目立った異常は観察出来なかった。そこで、現在はマウス胎児全体で遺伝子を過剰発現させる為にCMVプロモーターの下流にこれらの遺伝子をつないだコンストラクトを作成し、マウス受精卵への注入を開始しつつある。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 桝正幸: "神経走行を决定する軸索がケダニス分子"Molecular Medicine. 37. 238-246 (2000)

  • [文献書誌] 桝正幸: "神経分化を神経回路構築の分子機構"実験医学. 18・19. 2636-2643 (2000)

  • [文献書誌] Nishimura,S. et al.: "GATA site is essential for GATA-1 upstream enhancer activity in vivo."Mol. Cell Biol.. 20. 713-723 (2000)

  • [文献書誌] Ishii,T. et al.: "Transcription factor Nrf2 Coordinately regulates oxidative stress-inducible genes responsible for the electrophile counter attack response."J. Biol. Chem.. 275. 16023-16029 (2000)

  • [文献書誌] Takahashi,S. et al.: "GATA factor transgene under GATA-1 locus control rescue germ line GATA-1 mutant dificiencies."Blood. 96. 910-916 (2000)

  • [文献書誌] Kajihara,M. et al.: "Isolation characterization and expression analysis of zebrafish large Mafs."J. Biochem.. 129. 139-146 (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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