研究課題/領域番号 |
12480261
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山内 一信 名古屋大学, 医学部, 教授 (90126912)
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研究分担者 |
平井 真理 名古屋大学, 医学部, 講師 (90242875)
石垣 武男 名古屋大学, 医学部, 教授 (60094356)
池田 充 名古屋大学, 医学部, 助教授 (50184437)
野田 明子 名古屋大学, 医学部, 助手 (80252287)
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キーワード | 遠隔医療 / 動画像 / ISDN / コラボレーション |
研究概要 |
遠隔動画像診断支援システムを3台導入した。そのうち2台は名古屋大学医学部附属病院医療情報部に、残りの1つは岐阜市のK医院に設置した。パソコンシステムはPentium IIIプロセッサー773MHzであり、1台にはパソコン本体のメモリー容量を768MB、他の2台が480MBとした。OSはOffice2000Professionalで、遠隔医療診断ソフトはDxMMを用いた。 ビデオより心臓超音波画像を再生し、DxVideoAcqを用いてパソコンシステムへの取りこみを行った。動画像はなるべく長い時間のデータを取りこめる方がコラボレーションをしやすいので、パソコンに何分間のデータが入力できるかを調べたところ、動画像の取りこみ時間は3分間であった。これをコンピュータ上で動画像として再生できるのは1分間であり、この再生能力は、OSの能力に依存することがわかった。このシステムを用いて取りこんだ心臓超音波画像を、ISDN1回線を用いて医局間で再生し、コラボレーションしたところ良好に遠隔コラボレーションが可能であった。冠動脈造影についても1分間のデータの再生入力が可能で冠動脈造影のコラボレーションは可能であった。本実験ではクオリティ・ファクタを40にして行ったが今後クオリティ・ファクタを変化させて画質、入力容量、コラボレーションの質などを検討する予定である。LANを用いた実験についてはシステム全体を調整中である。
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