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2002 年度 研究成果報告書概要

シルクサイエンス・データベースシステムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 12556008
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分展開研究
研究分野 蚕糸・昆虫利用学
研究機関信州大学

研究代表者

三浦 幹彦  信州大学, 繊維学部, 教授 (60135168)

研究分担者 岩佐 昌征  信州大学, 繊維学部, 助手 (40092861)
森川 英明  信州大学, 繊維学部, 講師 (10230103)
研究期間 (年度) 2000 – 2002
キーワードシルクサイエンス / 蚕糸用語 / 英語蚕糸用語 / データベース / 伝統技術 / インターネット / 蚕糸用語検索システム / 蚕糸技術保存
研究概要

シルク関連技術のデータベースを作成するため,独自のデータベースシステムの基本設計を行った。さらに,この基本設計に基づき,データベースサーバー上で,SQLサーバソフトウェア,Delphiクライアントサーバー言語を用いてプログラミングを行いシステムの構築を行った。同時に,伝統シルク技術のデジタル画像化とそのデータベース化も合わせて検討した。この結果(1)マイクロソフトアクセスによりシルク基本用語3000語をテキストベースでデータベースに入力し,サーバー上のオラクルと接続することができた。(2)さらに,インドや東南アジアを中心とした海外からの要望に答えるために,英語版蚕糸用語データベースを作成した。検索システムを開発した。(3)現存しない蚕糸関連の器具や機械については,各所から古い図面や文献等の資料を収集し,これらを三次元グラフィックスとして復元した。また,現存するものについてはデジタルカメラで収集後,三次元画像化し三次元画像データとしてデータベースに付加した。(4)製糸絹研究成果,技術保存情報の収集と分類,系統化,日本各地のシルク関連地にある伝統技術の収集,海外にあるシルク関連施設の資料収集を行った。(4)シルク用語については,基本データベースシステムを試作し,ユーザーがインターネットで自由に検索できるようにした。(4)また,試作したシステムを用いて蚕糸技術に関する多くの紹介記事を付加し百科事典化を進めた。(5)最後に,これら日本語蚕糸用語検索システム,英語蚕糸用語検索システム,蚕糸技術の百科事典を統合化し,総合的なシルクサイエンス・データベースとしてインターネット上で公開した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 高橋進, 三浦幹彦, 森川英明, 伊豆原真人, 伊藤潤, 滝沢聖: "シルク関連用語検索システムの開発"日本蚕糸学雑誌. 71・2. 107-113 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 高橋進, 森川英明, 廣川公, 三浦幹彦: "Web技術を利用した手織り動作の3次元アニメーション表示"日本シルク学会誌. 11. 103-108 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] TAKAHASHI, S., M. MIURA, H. MORIKAWA, M. IZUHARA, J. ITO & S. TAKIZAWA: "Development of a search system for silk terms"J. Seric. Sci. Jpn.. 71. 107-113 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] TAKAHASHI, S., H. MORIKAWA, K. HIROKAWA, M. MIURA: "M, 3-D Computer Animation of Hand Weaving"J. Silk Sci. Tec.. 11. 103-108 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2004-04-14  

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