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2000 年度 実績報告書

農村型地域用水と都市型地域用水の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 12556038
研究機関石川県農業短期大学

研究代表者

丸山 利輔  石川県農業短期大学, 教授 (90026451)

研究分担者 橋本 岩夫  石川県農業短期大学, 助教授 (20070849)
村島 和男  石川県農業短期大学, 教授 (90081562)
上田 哲行  石川県農業短期大学, 教授 (30184930)
皆巳 幸也  石川県農業短期大学, 講師 (90290080)
田野 信博  石川県農業短期大学, 助教授 (60026565)
キーワード地域用水 / 七ヶ用水 / 辰巳用水 / CVM法 / アンケート調査 / 水環境
研究概要

地域用水としての機能を、農村型の用水と都市型の用水を対比しながら明らかにする目的で、今年度はまず、農村型用水の代表としての手取川七ヶ用水掛かりの受益地(面積約6、000ha)を対象に、アンケートを実施、回収、集計を行った。アンケートは24項目の設問からなり、4地区28集落に2、054票を配布した(回収1、483票、有効回答数1,371)。これらのデータは、用水の価値を経済学的に評価するために、CVM法(仮想市場評価法)による解析を準備中である。
また、七ヶ用水の川北地区及び金沢市北部を流れる河原市用水に気象観測ロボット及びインターネット・ビデオカメラ(可動式:360度回転可能、220倍ズーム)を設置し、用水状況をモニタリングするとともに生態環境調査と水質調査を開始し、風向・風速や気温、湿度、降水量、全天日射量、日照時間、気圧、水温、地温、水位などの観測を行った。これらのデータは、水質や生態観測調査・解析に活かしていく予定でる。
水質については、農業用水・排水の水質の変化を追う目的で、降水から農地を経て湖沼に至るまでの水質調査を下記地点において行った。富山県内の天然湧水(主要イオン成分と珪酸塩)、本学経営農場での全大気降下物と降雪(主要イオン成分)、経営農場における、融雪水を中心とした暗渠排水(主要イオン成分)、河北潟の表層水(主要イオン成分と一次生産量)

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 田野信博: "気象ロボット(IAC1〜4号機)による平成12年度県内気象解析"農業機械学会関西支部報. 第90号. (2001)

  • [文献書誌] 田野信博: "インターネットカメラによる河原市用水画像と生態観測データの公開"農業機械学会関西支部報. 第90号. (2001)

  • [文献書誌] 滝本裕士: "灌漑用パイプラインにおける末端流出水温の推定"富山県立大学紀要. 第10巻. 116-122 (2000)

  • [文献書誌] 滝本裕士: "合理式におけるピーク流出係数の推定"応用水文. No.13. 63-70 (2000)

  • [文献書誌] 村島和男: "緩勾配小排水路(管)の排水機能試験"農業土木学会京都支部. No.57. 156-157 (2000)

  • [文献書誌] 村島和男: "地表排水量と暗渠排水量の定量評価"農業土木学会全国大会. 平成12年度. 800-801 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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