研究課題/領域番号 |
12558015
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研究機関 | 東京家政学院筑波女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
余田 義彦 東京家政学院筑波女子大学短期大学部, 情報処理科, 助教授 (20191653)
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研究分担者 |
高藤 清美 東京家政学院筑波女子大学短期大学部, 情報処理科, 講師 (00279556)
山野井 一夫 東京家政学院筑波女子大学短期大学部, 情報処理科, 講師 (70230521)
垣花 京子 東京家政学院筑波女子大学短期大学部, 情報処理科, 助教授 (50248754)
伊集 忠 シャープシステムプロダクト株式会社, ネットワークシステム統轄部, 副参事
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キーワード | ポートフォリオ評価 / 教育評価 / グループウェア / デジタルポートフォリオ |
研究概要 |
総合的な学習のための評価法として、米国で考案されたポートフォリオ評価が期待されているが、それを日本で実施しようとすると、次のような点で問題がある。(1)ポートフォリオの持ち運びや保管、(2)活動の映像記録を成果物として扱えない、(3)評価を効率よく行えない。しかし、これらの課題は、ポートフォリオを電子情報化することにより解決できる。 本研究では、パソコンおよび携帯情報端末用の評価情報入力プログラムを作成する。また、評価情報と成果物を関連づけて管理したり相互参照できるハイパーリンク型データベース管理プログラムをクライアントサーバモデルで開発する。そして、それらを、先で述べた学校教育用グループウェアと組み合わせることで、小中学校用ネットワーク対応型電子ポートフォリオ評価支援システムを開発する。 平成12年度は、次のことを行った。 1.システム開発 (1)パソコン用評価情報入力支援プログラムのプロトタイピング パソコン用評価情報入力支援プログラムの仕様を検討し、プロトタイプを完成させた。 (2)ユーティリティプログラム 評定結果のクラス一覧や個人別評価表をプリントアウトするプログラムなどポートフォリオ評価を行うのに最低限必要なユーティリティプログラムを開発した。 (3)ハイパーリンク型データベース管理プログラム パソコン用評価情報入力支援プログラムの仕様を検討した。 2.フィージビリティスタディ 児童達にデジタルカメラを用いたポートフォリオの電子情報化に取り組ませた。教師にはパソコン用評価情報入力支援プログラムのプロトタイプを使って、ポートフォリオ評価を試みてもらった。
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