研究課題/領域番号 |
12571002
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
服部 等作 広島市立大学, 芸術学部, 教授 (50218509)
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研究分担者 |
中嶋 猛夫 女子美術大学, 芸術学部, 教授 (30245922)
宮坂 敬造 慶応義塾大学, 文学部, 教授 (40135645)
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キーワード | チベット / 表象芸術 / 藏族 / 工芸 / 芸能 / 雲南省 / ヒマラヤ / アーカイブ |
研究概要 |
1.チベット美術資料の継続調査研究: チベット美術工芸の継続調査として服部が共同研究者・M.D.Willis博士(英国・大英博物館)とヒマラヤ関係博物館収蔵品の記録調査(12月、3月)を実施また特別展「RITUEL TIBETAINS Visions secretes du Ve Dalai Lam-ゲライラマ5世のチベット仏教儀礼展示」(フランス・ギメ東洋美術館)で企画者のN.BAZIN学芸員と共同調査を実施(12月)、共同研究をすすめた. チベット文化圏の調査:服部が東竹林寺法舞(雲南省・迪慶藏族自治州徳欣県)を調査(10/1〜9)、宮坂が同上奔子欄郷の藏族文化調査を(平成15年2/1〜13、2/27〜3/17)、ならびに中嶋がヒマラヤ南域のチベット僧院建築(平成14年12.28〜平成15年15)を調査し、新たた知見の集積をみた. 2.研究成果の公開: 研究内容の公開と研究交流のためシンポジウム「チベットの芸術と文化-その現在と未来」を京都にて開催:平成14年9月13〜14日中国・英国・日本側のチベット研究者と研究討論4部会(参加者450名)、および学術資料の展示公開を実施。 上記の資料公開のためホームページ(http:www.art.hiroshima-cu.ac.jp/hattori/)を開設、また発表論文概容集の配布(上記の論文集を平成15年度に発刊予定)、さらに学際誌「拉薩-天空の世界遺産都市・拉薩をとりまくチベット文化」、アジア遊学Vol.42勉誠出版、2002にて中国側4名、日本側4名の研究者の論文を特集出版する.本特集は、「ヒマラヤ文化圏・チベット族の美術と芸能」(アジア遊学、勉誠出版、2000)特集出版につぐ第二集である. 3.平成14年の成果: 以上の共同研究と調査に加えシンポジウムでの研究交流によりチベット美術工芸と芸能の資料化と保存について先進的研究をすすめることができた.
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