研究課題/領域番号 |
12571022
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研究機関 | 沖縄国際大学 |
研究代表者 |
小熊 誠 沖縄国際大学, 総合文化学部, 教授 (90185562)
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研究分担者 |
何 彬 東京都立大学, 人文学部, 助教授 (50305405)
小川 護 沖縄国際大学, 総合文化学部, 教授 (30248653)
波平 勇夫 沖縄国際大学, 総合文化学部, 学長 (80088757)
謝 茘 法政大学, 社会学部, 助教授 (90318600)
潘 宏立 平安女学院, 現代文化学部, 助教授 (20321060)
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キーワード | 祖先祭祀 / 宗族 / 標会 / 中国の墓制 / 風水 |
研究概要 |
今年度は3年度目の調査で、最終年度になる。そこで、各自の調査目的に応じて、調査日程を組んだ。謝茘は、7月31日から8月16日まで泉州と福州において、家庭祭祀における女性の役割について調査した。何彬は、8月4日から15日まで泉州において祖先祭祀及び墓制について調査した。周星は、8月24日から9月2日まで〓門において墓制、風水、建築儀礼の調査を行った。 波平勇夫と比嘉政夫、小熊誠は、9月17日から24日まで調査に従事した。今回は〓州の南靖県において土楼の見学を行い、その後泉州に向かった。泉州では、定点観測地である潯浦において、民間金融組織である「標会」および家庭内祭祀について調査した。福州では、林埔において「標会」と祖先祭祀に関する調査、義序において家庭内祭祀についての調査を行った。 平成15年2月11日から18日に、何彬が泉州において補足調査を行った。 潘宏立は、3月2日から31日まで、晋江市石獅市において、宗族の祖先祭祀儀礼および族譜の調査を行った。 研究分担者ではないが、協力者として蔡文高(成城大学民俗学研究所研究員)が、8月5日から15日に関西地域に墓制・葬制の調査を行なった。また、阮雲星(京都大学大学院)が、3月4日から25日まで福州の義序において、宗族の調査を行なった。 以上で、本研究プロジェクトのすべての調査を終了し、各自報告書をまとめた。
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