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2002 年度 実績報告書

日中古代青銅鏡の製作と流通の研究

研究課題

研究課題/領域番号 12571034
研究機関奈良県立橿原考古学研究所

研究代表者

河上 邦彦  奈良県立橿原考古学研究所, 附属博物館, 館長 (80271584)

研究分担者 今津 節生  奈良県立橿原考古学研究所, 資料室, 総括研究員 (50250379)
千賀 久  奈良県立橿原考古学研究所, 附属博物館, 主幹 (00250366)
樋口 隆康  奈良県立橿原考古学研究所, 所長 (30025035)
鈴木 勉  早稲田大学, 文学研究科・橿原考古学研究所共同研究員, 非常勤講師共同研究員
岡林 孝作  奈良県立橿原考古学研究所, 資料室, 主任研究員 (80250380)
キーワード青銅鏡 / 鋳造技術 / 同笵同型鏡 / 精密計測
研究概要

1.国内における古鏡の調査
昨年に引き続き、東京国立博物館所蔵鏡群を中心に、自然科学・考古学の両面から青銅鏡の製作技術を検討した。まず、約280枚の古鏡について三次元レーザー計測装置を用いた鏡背面の精密計測をおこなった。また、この精密計測結果を基に、100枚の三角縁神獣鏡について、鏡背に残された鋳型の傷を肉眼観察した。また、同文様鏡(同笵・同型鏡)における微細な図像の違いと製作技法の違いを検討した。さらに、観察結果をより客観視するために、大型カメラによる細部写真の撮影、顕微鏡写真の撮影を行った。
2,海外における調査
海外資料の調査として、韓国出土鏡の調査を行った。海外では、国内のような詳細な調査は行えないので、写真撮影と実物観察に限定して調査を実施した。
3.調査報告書の作成
3年間の調査研究のまとめとして、報告書を作製した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 河上邦彦: "大型鏡について"藤井直正先生退職記念論文集. 39-55 (2002)

  • [文献書誌] 鈴木 勉, 今津節生, 河上邦彦: "三角縁神獣鏡復元製作の目的と研究成果(1)-同笵法の可能性とその鏡群の特徴-"天理市食教育. 73-57 (2002)

  • [文献書誌] 鈴木 勉: "技術移転論で見る三角縁神獣鏡-長方形鈕孔、外周突線、立体表現、ヒビ、鋳肌"黒塚古墳から卑弥呼が見える 天理市教育委員会. 37-53 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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