複数エスニシティ地域における住民アイデンティティの構造と変容-東欧の事例-

2002 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 12572004
• 研究機関: 中央大学
• 研究代表者: 川崎 嘉元 中央大学, 文学部, 教授 (90055228)
• 研究分担者: 石川 晃弘 中央大学, 文学部, 教授 (80055178) ; 天野 マキ 東洋大学, 社会学部, 教授 (50106035)
• キーワード: エスニック・アイデンティティ / ローカル・アイデンティティ / ハンガリースロバキア人村 / 意識調査

研究概要

(1)ハンガリーにおけるスロバキア人マイノリティにたいするエスニック・アイデンティティをめぐる意識調査の実施。サンプル総数200。(2)ハンガリーのスロバキア人村、Mlynky, Kestuc, Civ、Santov4村でのスロバキア人の日常生活にかんするケーススタディ。(3)平成13年度に行なわれたローカル、エスニック・アイデンティティにかんする意識調査(スロバキア共和国での全国調査)とエスニック・アイデンティティにかんする意識調査(ウクライナ、ユーゴスラビア・ヴォイヴォディナ州、ルーマニア、ハンガリー、およびスロバキア共和国内のBardejovおよびRimavska Sobota郡)の集計と分析。(3)3年間にわたるスロバキア人を対象にしたエスニック・アイデンティティにかんする調査結果の分析と集約を兼ねたシンポジウムの開催(平成15年、1月18日 中央大学)。(4)科学研究費成果の刊行。