研究課題/領域番号 |
12572014
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研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
大来 洋一 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (70303089)
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研究分担者 |
和久井 理子 大阪市立大学, 法学部, 助教授 (50326245)
山根 裕子 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (70200772)
長岡 貞男 一橋大学, イノベーション研究センター, 教授 (00255952)
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キーワード | 発展途上国 / 貿易自由化 / テレコムレファレンスペーパー / GATS / パテントプール / 競争法 / 通貨危機 / 金融 |
研究概要 |
(1)今年度は、途上国の経済発展に重要なテレコム分野での競争と規制、およびWTOルール(とくにGATSとテレコムレファレンスペーパー)との関係について研究し、合併規制の経済的役割についても調査を重ねた。また、パテントプールの競争効果を経済的な観点から検討した。 (2)テレコムと同様、経済発展の基本である金融についても競争と規制のバランスの観点からの研究した。 (3)今年度は、とくにインド、フィリピンおよびタイをとりあげ、開発過程で規制緩和や知財保護、競争法の実施がいかに経済発展に寄与し、どのような問題を提示するか調査した。 (4)下記のテーマにつき研究会を開催し、広く意見交換を行った。 (1)規制緩和過程における競争と政府規制の役割 (2)「TRIPS協定と環境保護」に関する途上国の利益 (3)途上国への特恵関税について (4)日本の途上国に対する通商政策 (5)知的財産権保護とインドの経済発展 (6)知的財産保護と競争
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