研究課題/領域番号 |
12572022
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
永井 裕久 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10266215)
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研究分担者 |
渡邊 寿美子 富士ゼロックス, 総合教育研究所, 研究員
金 顕哲 筑波大学, 社会工学系, 助教授 (90288449)
河合 忠彦 筑波大学, 社会工学系, 教授 (60080363)
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キーワード | グローバル / 商交渉行動 / コンピテンシー / 国際比較 |
研究概要 |
1)商交渉行動に関する文献調査 平成13年度は、平成14年度に企画している質問紙票調査のモデルの構築に向けた準備の期間と位置付けた。そのため、国内外の特に、米国を中心としたグローバル企業における商交渉行動の普遍化モデルを中心とした学術文献に関する先行研究を行った。 2)国内の企業管理職へのヒアリング調査 米国の文献を日本モデルに援用するとともに、定量的な先行研究の結果を定性的に把握するために、企業約15社を対象とした企業訪問ヒアリング調査を実施した。また、海外帰任者から日本と海外の商交渉行動の差異をヒアリングするために、元タイ・ブリジストン社の福森一郎氏を研究会に招き、長年にわたる国際経営者の観点から見た日本的商交渉行動の特殊性に関する話を伺った。 3)海外の研究者および、企業管理者へのヒアリング調査 海外企業の実情を把握し、国際比較の観点を反映した質問票を作成するために、海外から来日中のミシガン大学のスチュワート・J・ブラック教授を研究会に招き、海外の視点から見た、日本企業における商交渉行動の特徴に関する話を伺った。また、より詳細な現地の実態を調査するために、財団法人・国際ビジネスコミュニケーション協会の協力を得て、欧州地域(2月)、および米国地域(3月)に現地企業の訪問インタヴュー調査を実施した。
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