研究概要 |
本年は,スウェーデンの調査が終了し,ストックホルム市に在住する高齢者の孤独感,抑うつ,ソーシャル・サポート,認知機能および喪失や相談相手などの関連について分析を行った.同時に,アメリカハワイ州、長崎県長与町、スウェーデンに在住する高齢者の孤独感、抑うつ、ソーシャル・サポートの特徴を分析し、国際間比較を行った.この結果については,現在,投稿準備中である. また、アメリカハワイ州における高齢者の孤独感・抑うつの軽減と社会参加に関する結果をまとめ「老年社会科学」に投稿した.平成16年4月発刊の第26巻第1号に掲載される予定である. 大韓民国については、研究代表者および研究分担者が現地に赴き,現地の研究分担者と調査結果の発表の方法等について打ち合わせを行った.大韓民国および日本の高齢者の孤独感,抑うつ,ソーシャル・サポートの調査結果を,平成16年10月に京都で開催される国際アルツハイマー病協会第20回国際会議にて発表するため、学会事務局へ英文抄録を投稿した.
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