研究分担者 |
畠中 規 横浜市総合リハビリテーションセンター, 企画研究室, 工学技師(研究職)
水口 文洋 海上保安大学校, 機械工学講座, 教授
岡田 徳次 新潟大学, 工学部, 教授 (60194362)
佐藤 正之 財)自転車産業振興協会, 技術研究所・開発事業部, 主査(研究職)
田中 理 横浜市総合リハビリテーションセンター, 企画研究室, 室長(研究職)
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研究概要 |
研究代表者ならびに岡田徳次、水口文洋、畠中規で、ヨーロッパにある下記施設を訪問し、車椅子を中心とした移動機器等福祉機器に関する調査研究を行った。 ・訪問期間:平成13年9月23日〜平成13年10月7日(15日間) ・訪問場所 ・CLAWAR(International Conference on Climbing and Walking Robots and the Supporting Technologies for Mobile Machine)2001(Karlsruhe, Germany) ・Lund University(Lund, Sweden) ・University of Dundee(Dundee, UK) ・University of Abertay Dundee(Dundee, UK) ・REHA Care International(国際リハビリテーション・介護機器展)(デュッセルドルフ、ドイツ) ・トピックス: (1)多種多様な車いす⇒REHA Care International(国際リハビリテーション・介護機器展)には、走行形式から分類すると介助式では、手押し式、足こぎ式、搭載運搬式、また自操式では手動式、足動式、電動式、手動/電動混用式等各種出展されており、有益な情報を得るとともにDiscussが出来た。手動車いすと電動車いすを必要に応じて変更して使用できる車いすが予想より多かった。 (2)各種階段昇降補助装置⇒ガイドレール式、クローラ式、複数車輪式等昇降するための様々な工夫を凝らした装置の展示があった。 (3)車いす搭載型マニュピュレータ⇒MANUS(Lund University)は、それ自身の技術的なものもさることながら、これに対する使用者の立場からの評価研究にも感心を引くものであった。 (4)福祉機器に対する教育システム⇒Lund UniversityのRehabilitation Centerではコンピュータを使用して教育カリキュラムの説明、日本の福祉工学教育に関して非常に参考になった。 (5)国際会議CLAWAR2001⇒ヒューマノイドロボットに関する情報を得るとともに、調査に関して有益な打合せ(特にUniversity of Abertay Dundeeでの調査に関して)が出来た。
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