研究課題/領域番号 |
12575012
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研究機関 | 放送大学 |
研究代表者 |
岩槻 邦男 放送大学, 教養学部, 教授 (10025348)
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研究分担者 |
加藤 雅啓 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20093221)
伊藤 元己 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (00193524)
須原 準平 立教大学, 理学部, 助教授 (70062635)
長谷部 光泰 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (40237996)
村上 哲明 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (60192770)
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キーワード | コケシノブ科 / インドネシア / チリ / 中国 / ハーバリウム / 分類体系 / オオタニワタリ群 / 分子系統 |
研究概要 |
平成14年度の現地調査はインドネシア・チリ・中国で実施した。 7月に村上哲明と協力者矢田部洋子がインドネシアを調査し、オオタニワタリ群の種分化に関する研究の充実をはかった。 12月に岩槻邦男と、追加した分担者朝川守毅(千葉大学理学部助手)それに協力者海老原淳の3名がチリへ赴き、主としてコケシノブ科の分子系統解析のための材料収集などを行った。 15年2月に岩槻が中国要南省を訪れ、四双版納でコケシノブ科の観察を行った他、昆明植物研究所で資料標本による研究を行った。 また、6月には、岩槻と協力者海老原がパリ自然史博物館、ロンドン大英自然史博物館、キュー植物園ハーバリウムを訪れ、資料標本にもとづく研究を行った他、研究者とコケシノブの系統について討議を行った。 これらの研究によって、分子系統にもとづくコケシノブ科の分類体系の改訂のデータをほぼ完全に整えることができたところである。
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