研究概要 |
1 兜跋毘沙門天立像(国宝、京都・東寺、唐時代・9世紀、像高189,4cm) 2 兜跋毘沙門天立像(重文、国有、平安時代・11世紀、像高164cm) 3 兜跋毘沙門天立像(重文、京都・清涼寺、11世紀、像高184,8cm) 4 法界虚空蔵菩薩騎獅像(重文、京都・東寺、唐時代・9世紀、像高75,4cm) 5 釈迦如来立像(国宝、京都・清涼寺、北宋時代・985年、像高160cm)) 6 釈迦如来立像(重文、東京・大円寺、鎌倉時代・1193年、像高163,9cm) 7 釈迦如来立像(重文、国有、鎌倉時代・1273年、像高78,7cm) 8 観音菩薩半跏像(神奈川・清雲寺、南宋時代・13世紀、像高87,5cm) 9 観音菩薩坐像(重文、京都・泉涌寺、南宋時代・13世紀、像高113,8cm) 10月蓋長者立像(重文、京都・泉涌寺、南宋時代・13世紀、像高69cm) 11章駄天立像(重文、京都・泉涌寺、南宋時代・13世紀、像高86,8cm) 12章駄天立像(重文、岐阜・長滝寺、南宋時代・13世紀、像高97,3cm) 13善財童子立像(重文、岐阜・長滝寺、南宋時代・13世紀、像高64,5cm) 14菩薩半跏像(国宝、奈良・中宮寺、飛鳥時代・7世紀、像高87cm) 15観音菩薩立像(国宝、奈良・法隆寺、唐時代・8世紀、像高37,5cm) 以上15体の木彫仏作例を正面と側面からの全身をX線透過撮影し、フィルム原板にして582枚の透視写真を収集し、現像ならびに密着焼付写真を作成し、各作例の内部構造の透視観察を進め、その内部構造、内刳技法、練物技法、木質などを解明し、中国請来木彫仏に関する広範にわたる基礎的研究資料を作成した。
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