Change Blindnessの事態を利用して、注意を向けないでもどこまて周辺の変化が検出できるかを見た。被験者は、凝視点に90msごとに提示された仮名に混じった英字あるいは数字を読み取るように要請され、このターゲット提示と同期して周辺の12ヶ所の絵(動物)が変化した。変化の条件は、Objectの属性あるいはそれらの配列の仕方のいずれかであった。結果はObjectの属性は白黒のObjectの置換、色がなくなる、Objectの消失の3つの場合以外の変化(カラーのObjectの置換、白黒のObjectがカラーになる、位置がずれる)と、配列の変化は、高い成績で検出でき、変化の検出に注意が不要であると判明した。
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