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2001 年度 研究成果報告書概要

メディア・コミュニケーションの親和欲求充足機能に関する社会心理学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 12610119
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関同志社女子大学 (2001)
静岡大学 (2000)

研究代表者

諸井 克英  同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (80182286)

研究分担者 土肥 伊都子  神戸松蔭女子学院大学, 文学部, 助教授 (00298994)
研究期間 (年度) 2000 – 2001
キーワード親和性 / メディア / 携帯電話 / 電子メール / 拒絶敏感性
研究概要

本研究の基本目的は,メディア・コミュニケーションが対人関係の道具として機能していることを実証することである。本研究では,携帯コミュニケーションの心理学的規定因が検討された。質問紙調査が女子大学学生を対象として実施された。彼らは,親和性尺度(前原,1979)や拒絶敏感性尺度(Downey & Feldman,1996)に加え,携帯コミュニケーション行動を評定した。
観測変数の構造方程式分析によると,発話コミュニケーションとメールコミュニケーションの差異が示された。発話コミュニケーション行動に対する親和性の影響は顕著であった。また,携帯コミュニケーションと個人的傾性との関係は,受信不安によって媒介されていた。次の連鎖が推測された。拒絶敏感性が高まると,受信懸念がもたらされる。この受信懸念によって,メール・コミュニケーションが活性化される。本研究の結果は,携帯電話出会い系サイトの観点から論議された。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 土肥伊都子, 諸井克英: "福祉の心理学-みんなで幸せになる方法-"ナカニシヤ出版(京都). 144 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 諸井克英他: "彷徨するワーキング・ウーマン"北樹出版(東京). 134 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] 和田実, 諸井克英: "青年心理学への誘い"ナカニシヤ出版(京都). 145 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] I. Dohi, K. Moroi: "Social psychology of well-being"Kyoto: Nakanishiya Press. 1-144 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] K. Moroi e tal.: "Working women, wandering"Tokyo: Hokuju Press. 1-134 (2001)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
  • [文献書誌] M. Wada, K. Moroi: "Introduction to adolescent psychology"Kyoto: Nakanishiya Press. 1-145 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2003-09-17  

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