研究課題/領域番号 |
12610190
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研究機関 | 北海道浅井学園大学 |
研究代表者 |
藤原 素子 北海道浅井学園大学, 人間福祉学部, 助教授 (50295937)
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研究分担者 |
田中 耕一郎 北海道浅井学園大学, 人間福祉学部, 講師 (00295940)
太田 貞司 北海道浅井学園大学, 人間福祉学部, 教授 (90223833)
増岡 滋子 北海道浅井学園大学, 人間福祉学部, 教授 (10295941)
金子 仁子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (40125919)
本間 美幸 北海道浅井学園大学, 人間福祉学部, 講師 (30295943)
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キーワード | 施設介護職員 / 在宅介護との連携 / 介護福祉実務者 / 介護福祉教育 / 介護福祉理論 |
研究概要 |
基礎調査として、施設介護と在宅介護の連携に関する調査を施設介護職員を対象として行った。調査票作成及び調査結果の集計に当たり介護主任経験者・訪問看護経験者に研究協力員として調査に加わっていただいた。この結果の一部は「人間福祉学研究」第5号に掲載した。調査結果を基に資料収集及び現地調査の部を実施した。 訪問介護実習については昨年度に引き続き3年間の実施内容をまとめ、その中で介護援助の基本理論につながる内容、介護保険制度開始による変化を継続して把握していく予定である。 また、介護福祉の実践家であり、本も著している青森県むつ市みちのく荘の益城妃富氏を招聘し、実践の中からの理論化と卒後教育のあり方について検討した。 さらに前年度に引き続き、海外(フィンランド・スウェーデン)での調査・資料収集を行った。来年度に向けてこれらをまとめていく予定である。 介護福祉理論の検討については、来年度より介護福祉理論研究会を定期的に開催し、実践家と教育担当者との共通した研究会を継続して開催できるよう準備している。 以上のとおりの経過で研究の方向がいくつかあるが、全体として地域福祉における介護職の実態と連携の実態を把握することと、介護福祉の実務家(介護福祉士)と介護福祉教育・介護福祉研究が結びつく方向性が見いだせるよう進めていく予定である。
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