「後期中等教育(高等学校)における障害のある生徒」

2000 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 12610193
• 研究機関: 流通経済大学
• 研究代表者: 大西 哲 流通経済大学, 社会学部, 教授 (10203861)
• 研究分担者: 都築 一治 流通経済大学, 社会学部, 教授 (20180028) ; 佐藤 尚人 流通経済大学, 社会学部, 教授 (90205948) ; 高村 久夫 流通経済大学, 社会学部, 教授 (40206884) ; 天野 栄一 流通経済大学, 社会学部, 助教授 (10231987)
• キーワード: 障害者

研究概要

「後期中等教育(高等学校)における障害のある生徒」(全国調査)は平成12年度と平成13年度にわたる研究である。平成12年度は、まず文部省特殊教育課と福島県教育委員会、全国高等学校長協会本部、全国高等学校長協会特殊学校部会などを事前訪問調査先として訪れ、本調査の概要や趣旨を説明し、調査協力のお願いをして、有益なアドヴァイスもいただいた。その後、調査項目の検討に入り、調査票の作成、対象校の確定(全数調査)、調査票の郵送、督促状の郵送、回収票の整理、データの打ち込み等の作業を行っている。
当初の予定では調査対象を無作為抽出して行う予定であったが、事前訪問先との話し合いなどから、無作為抽出では十分なデータが得られない恐れが出たため、急遽、調査の対象校を全数に改めた。
具体的には特殊教育諸学校(盲・聾・養護)と通信制の高校を除く、全国の高校を調査対象とし、全日制高校、定時制高校、全日制・定時制の併置高校のすべて(約6,200校ほど)に調査票を郵送した。回収率は当初35%ほどで期待したほどの数ではなかったが、その後督促状を郵送して、最終的には40%を超える回収率(2,500校以上)となった。予定よりも調査対象が増えたために、回収票の整理、データの打ち込み作業にかなりの時間がかかっている。作業が終わり次第、本格的な分析に入る予定である。