研究課題/領域番号 |
12610202
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
瀧口 桂子 東海大学, 健康科学部, 教授 (70149178)
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研究分担者 |
松本 園子 淑徳短期大学, 社会福祉学科, 教授 (40085543)
富田 恵子 仙台大学, 体育学部, 教授 (10285645)
遠藤 久江 東海大学, 健康科学部, 教授 (60091138)
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キーワード | 児童家庭養育支援 / 児童家庭支援センター / 児童福祉施設の機能 / 都市 / 地域福祉 / 核家族 / 育児不安 / 児童虐待 |
研究概要 |
<研究目的> 核家族化や少子化が進み、地域の連帯も失われつつある現在、子育て中の家族、とくに母親が孤立し、育児不安や多様な養育問題が発生している。児童虐待なども社会問題化している。これらの状況は全国的な現象ではあるが、都市において顕著に見られる。そこで、本研究は都市に設置されている児童福祉施設(児童養護施設、情緒障害児短期治療施設など)が、従来の施設機能に加えて地域の家庭養育支援施設として地域住民にどのように利用され、子育て支援に役立っているかを検証する。そして児童福祉施設が地域の児童家庭福祉サービスを実践する拠点の一つとしてその機能を拡大し、地域の家庭養育支援ネットワークづくりを推進していく方法を研究することを目的としている。 <研究成果> 1.児童家庭支援センターの聞き取り調査実施 本年の研究は平成9年の児童福祉法改正により新設された「児童家庭支援センター」がどのように設置運営され、利用されていくかそのプロセスを調査することを中心とした。本年度までにセンターを設置して1年以上経過した12施設に関して、センター設置の目的、活動内容、利用状況、本体施設との関係、地域の関連機関との連携、条件整備、これからの課題などを現地調査しその概要を把握した。 2.家庭養育支援に関する文献資料のリスト化を進めている。 3.聞き取り調査の結果を参考にして、来年度実施予定の職員意識調査の準備を進めている。
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