研究課題/領域番号 |
12610231
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小出 達夫 北海道大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (70001823)
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研究分担者 |
横井 敏郎 北海道大学, 大学院・教育学研究科, 助手 (40250401)
町井 輝久 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60091500)
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キーワード | 高校改革 / 接続(アーティキュレイション) / パス(PASS) / 高校・大学連携 |
研究概要 |
(1)工業系高等教育機関と工業高校との接続に関する調査:北海道職業能力開発短期大学校および北海道工業大学を対象に工業高校からの進学状況を見た。その結果、この数年間に進学者が急増していることが分かった。いずれも推薦制度を導入し、前者は入学者の2割、後者は3割が工業高校卒となっている。 (2)農業高校との接続・連携については農水省所管の北海道農業大学校と美幌農業高校・帯広農業高校との間に一貫カリキュラムの開発研究が実施され、その初年度の成果を検証した。また拓殖短大(深川)と岩見沢農業高校との間のカリキュラム連携もはじまり、この分野の検証も可能になった。 (3)韓国における工業系専門高校と専門大学(教育部所管)・技能大学(労働部所管)との"2+2"接続・連携の実証調査:平成12年6月25日-7月2日にソウル市を中心に本テーマでの調査を実施した。その結果両者ともに98年度より入学定員の5割を工業系専門高校の卒業生に当てていることが分かった。またカリキュラム連携の開発研究にも個別大学ごとに着手しており、この点で日本に先行しているといえる。 (1)〜(3)については、小出「専門高校と高等教育機関との接続」、第52回日本教育社会学会大会シンポジウム「変革期における大学と高校の接続」で発表。平成13年9月。 (4)オレゴン州における高校・大学接続制度(PASS)の実証調査:平成13年3月11-23日に調査を実施。同州では2001年秋学期よりPASSによる入学が開始される。これは同時にCIM、CAMなどの高校教育課程改革を前提としており、今回の調査ではその両面にあたる調査を実施した。高等教育庁、教育省、ポートランド大学、オレゴン大学、チャーチル高校、ルーズベルト高校、オレゴン・ビジネス・カウンシルなどのヒアリング調査と資料収集。(関係する研究発表としては、小出「公共性原理と教育改革」。横井「北海道町村立農業高校改革と中間団体」、日本教育行政学会第35回大会シンポジウム「教育行政と公共性」で発表、平成13年10月)
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