1 研究課題に沿って、次のよう取り組みを行った。 (1)聴取調査 小林文成及び楽生学園の関係者に対するもの (1)伊那市に平成13年8月6日から3日間および平成14年3月4日から3日間在住して関係者に面接して行った。 (2)平成14年3月6日から東京に2日間在住して関係者に面接して行った。 (2)文献等収集および文献研究 (1)小林文成が住職であった光久寺に現在残されていた小林文成および楽生学園に関する資料(図書、雑誌、パンフレット、リーフレット、謄写版、手書き、16ミリフィルムおよび録音テープなど)を再度所在を確認し多数の資料を発掘した。 (2)下伊那図書館、伊那市立図書館、国会図書館、駒沢大学付属図書館他関係図書館などにおいて小林文成、楽生学園および高齢者教育に関連する新聞、雑誌を閲覧・複写した。 (3)研究中間発表 平成13年9月21日、日本社会教育学会で研究課題について研究発表した。 2 研究は予測以上に進捗して研究目標のうちほぼ達成されたものもあるが、多くの残された課題も生じた。そこで今後本研究を継続する必要があり、近年中に成果を1冊の図書として公刊する計画である。
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