研究課題/領域番号 |
12610289
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
阿部 珠理 立教大学, 社会学部, 教授 (50184213)
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研究分担者 |
実松 克義 立教大学, 社会学部, 教授 (40226030)
佐々木 由美 慶應義塾大学, 経済学部, 専任講師 (60298073)
根橋 玲子 東海大学, 文学部, 専任講師 (70298074)
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キーワード | 異文化間コミュニケーション教育 / 異文化間理解教育 / 異文化間教育 / 教材・教授法開発 / 大学での実践例 |
研究概要 |
今年度は、異文化間コミュニケーション関連の講座(英語科目として設置されている講座、異文化間理解、異文化間教育などを含む)を開講する大学をリストアップし、その授業担当者と受講学生を対象とした日本語・英語両言語による質問紙を作成。授業担当者用として、「異文化教育・異文化間コミュニケーション教育実態調査」を作成し、授業の実態と授業担当者の異文化問コミュニケーション教育、異文化間理解、異文化間教育に対する考え方を問う項目を含めた。具体的には、(1)授業目的、(2)授業概要、(3)使用教材、(4)授業内容、(5)教授法の基礎となる考え方や理論、(6)異文化間コミュニケーション教育の必要性、(7)異文化間コミュニケーション教育に対する考え方に関する質問項目を含めた。受講学生用として、「異文化教育・異文化間コミュニケーションの授業に関するアンケート」を作成し、受講している授業の(1)理解度、(2)関心度、(3)必要度、(4)難易度について尋ねる項目を含めた。これらを、来年度の4月以降、上記の講座を開講する大学担当者宛てに郵送し、授業終了時以降に回答を返送してもらい、8月以降にデータの分析に着手する予定である。 また、今年度は、上記の講座を開講する私立大学2校の4つの授業を見学、ならびに録画させてもらい、授業担当者へ上記の質問紙にそったインタビュー調査を実施した。また、受講学生にも、上記の質問紙を用いて、質問紙調査を実施した。現在、その際に収集した授業担当者3名分のインタビュー調査結果と、受講学生65名分の回答について、データを分析中である。
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