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2001 年度 実績報告書

談話連結詞の通時的研究:文法化を関連性理論で説明

研究課題

研究課題/領域番号 12610517
研究機関龍谷大学

研究代表者

東森 勲  龍谷大学, 文学部, 教授 (20148604)

キーワード関連性理論 / 文法化 / 概念的意味 / 手続き用意味 / 談話連結詞 / 通時的 / 意味変化 / 間投詞
研究概要

本年度は基礎作業として、英語と日本語の談話連結詞を比較できるように、スキャナーやOCRの日英語の読み取りソフトを利用して、特にシェークスピアの作品(『ハムレット』『リア王』『テンペスト』など)の松尾和子訳、小田島雄志訳などと英語の原文とを比較できるテキスト化に時間がかかった。そのデータを用いて、一部は2001.7.23に7th International Cognitive Linguistics Conference (University of California, Santa Barbara) "Grammaticalization of Discourse Connectives : From Conceptual to Procedual Meaningとして発表した。特に間投詞とされるALAS, WHYがなぜ、つなぎ語に意味変化したかを、関連理論のアドホック概念構築のプロセルを援用して、説明をごころみた。シェークスピアの作品と現代英語のデータベースも検討した。たとえば、『テンペスト』では疑問詞<なぜ>の意のWHYは3例、間投詞的につなぎ語として用いたWHYが8例あることがわかった。また、これまで研究があまりなされていなかった2つの談話連結詞の連続をどのように理解するかも研究を進めた。たとえば、COBUILD COLLOCATIONSではBUT ALASやWHY ALASと連続することが、多く、中にはALTHOUGH ALASなどもあった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Isao Higashimori: "Grammaticalization of Discourse Connectives : From Conaprual to Procedural Meaning"7th International tognitive Linguitis Conference. 99-100 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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