研究概要 |
1)中世フランス語版『グラティアヌス教令集』の中で注目すべき単語・表現を収集した。その際,写本のマイクロフィルムと比較しつつ校訂版を訂正するとともに,レーナ・レーフシュテット教授から送られてきている電子テクストを用例の確認用に活用した。 2)ラテン語『グラティアヌス教令集』ならびにそのコンコルダンスを活用し,ラテン語と中世フランス語との対応関係を調査した。 3)関連する中世フランス語ならびにラテン語の作品を検討し,補足的な情報を収集した。 4)フランクヴァルト・ソーレン教授及びジャン=クロード・シュミット教授と研究打合わせをするために、ハイデルベルク(ドイツ)及びパリ(フランス)に出張した。
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