研究課題/領域番号 |
12630118
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研究機関 | 阪南大学 |
研究代表者 |
土居 康男 阪南大学, 流通学部, 教授 (30288956)
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研究分担者 |
玉置 彰宏 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (70278753)
伊田 昌弘 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (50223079)
野澤 正徳 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (60025187)
新宅 彰 阪南大学, 流通学部, 教授 (70309368)
市川 隆男 阪南大学, 経営情報学部, 教授 (20095459)
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キーワード | 電子商取引 / eコマース / インターネット・エコノミー / サプライチェーン・マネジメント / 電子決済 / 電子マネー / eマーケティング / 企業情報通信システム |
研究概要 |
1)米国B.Rosenbloom教授との研究交流 5月25日、米国DREXEL大学B.Rosenbloom教授の講演会「E-Commerce分析のためのパラダイム」を阪南大学にて実施し、その後共同研究者との研究交流会を行った。講演では、米国のE-Commerceの発展にともなった新しいパラダイムの形成:古い中間業者の排除と新しいInfo-mediaryの登場、純ネット企業対クリック&モルタル企業の競争、顧客本位経営の優位性、市場の完全細分化の傾向、等について、貴重な知見が得られた。研究交流会においても、日米のE-Commerceの特質の相違、その背景等について、有意義な意見交換が行われた。同教授はまた、土居康男と共に、日本マーケティング協会、日本商業学会、(株)大日本印刷、EDI推進協議会を訪問し、講演または研究交流を行い、大きな成果を挙げた。 2)阪南大学EC研究会 阪南大学において、研究分担者による電子商取引研究会を持ち(2000年5月、11月、2001年1月)、各テーマに関する研究発表と討論を行った。同研究会は、2001年10月-2002年1月にかけて、学生・院生を対象とする「総合講座:インターネットエコノミー」をリレー講義として実施し、この間の研究成果を教育に生かすとともに、慶應義塾大学ビジネススクール・國領二郎教授の遠隔講義を行う予定である。 研究代表者・土居康男は、著書「米国インダストリアル・マーケティング・チャネル」(同文館、1999年)によって、2000年度、経済学博士(京都大学)を授与され、また、日本流通学会賞を受賞した。総括補助・野澤正徳は、4月、経済統計学会関西支部において、「インターネットエコノミーの最新動向:2000年4月」を報告している。
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