• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2000 年度 実績報告書

ヘッジ会計の国際比較及びその適用実態に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 12630160
研究機関近畿大学

研究代表者

浦崎 直浩  近畿大学, 商経学部, 助教授 (60203600)

キーワード金融商品 / デリバティブ / 公正価値 / ヘッジ会計 / 包括利益 / リスク管理
研究概要

本研究は,主要諸外国におけるヘッジ会計の理論及び基準設定の整備状況をサーベイするとともに,ヘッジ会計が実務上どのように行われているかを実証的に調査・研究し,日本におけるヘッジ会計の理論と実務に対する具体的提言を導くことを主たる課題とするものである。2001年3月決算から日本においてもヘッジ会計の適用結果が報告されることとなっており,この意味においても本研究の成果は実務に対してかなりの重要性と意義を有するものと考えている。
平成12年度の研究実績として報告すべき点は,次の3点である。
(1)アメリカにおけるヘッジ会計基準の適用を具体的に検討するために,公正価値ヘッジ,キャッシュフローヘッジ,外貨ヘッジの三つのヘッジ領域について仕訳を用いた設例を検討した。
(2)金融商品会計,とりわけヘッジ会計等がアメリカの大学においてどのように教授されているかを調査するために,テキサス大学オースチン校においてインタビュー調査およびシラバス,その他講義資料の収集を行った。
(3)日本におけるアンケート調査を実施するために,東京証券取引所第1部および第2部上場企業ならびに金融機関の合計2048社について住所録を作成した。
平成13年度には,日本の金融商品会計基準およびアメリカのヘッジ会計基準をベースに日本企業に対するアンケート調査を実施して,日本における当該会計基準の適用実態を明らかにしたい。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 浦崎直浩: "オーストラリアの会計制度に関する研究"近畿大学商経学会. 305 (2000)

  • [文献書誌] 古賀智敏,河崎照行,浦崎直浩 他(共訳書): "デリバティブ会計とヘッジ戦略(翻訳書)"東洋経済新報社. 437 (2000)

URL: 

公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi