研究課題/領域番号 |
12640083
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
MARTIN Guest 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (10295470)
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研究分担者 |
神島 芳宣 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (10125304)
岡 睦雄 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (40011697)
大仁田 義裕 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (90183764)
井ノ口 順一 福岡大学, 理学部, 助手 (40309886)
宇田川 誠一 日本大学, 医学部, 講師 (70193878)
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キーワード | 可積分系 / 調和写像 / 量子コホモロジー / フロベニウス多様体 |
研究概要 |
調和写像、可積分系、量子コホモロジー、フロベニウス多様体について、研究分担者・大仁田らとともに本研究課題の計画を実施・推進し、活発な研究活動を行なった。研究代表者・Guestは、京都、甲府へ研究集会、幾何学シンポジウムへの参加、研究発表講演、意見交換等の目的で国内出張を行なった。2001年4月John Bolton氏(イギリス・ダーラム大学),を招聘し、調和写像に関する議論・意見交換を行なった。8月には、研究代表者は、イギリス・ダーラムへ海外出張し John Bolton氏と例外型コンパクト・リー群G_2への調和写像の構造に関する共同研究を行なった。Bryant/Cartanによる方法の一般化として、リー群G_2への調和写像の新しい構造を与えた。9月25-27日には、早稲田大学での研究会「量子化の幾何学」を行ない、三つの発表を行なった。Liviu Mare氏(McMaster大学)、乙藤氏(日本大学)も交えて量子コホモロジー環に関する共同研究を行なった。3-Dimensional Filmstripという幾何学的なソフトを開発している研究グループに加わり、Richard Palais氏(Brandeis大学)と可積分系と曲面に関する議論・意見交換を行なった。調和写像の研究に関する論説"An update on harmonic maps of finite uniton number"を執筆した。第9回日本数学会国際研究集会「微分幾何学における可積分系」のproceedingsとして出版予定である。
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