研究概要 |
本研究では不完備型split-blockデザインの有効性に注目し、下記の研究を行なった。 (1)各層内で2つの要因の交互作用効果を推定する際に,BISBDと呼ばれる組合せ構造を用いて実験を行なうと,universally optimumな計画となることを示した。 (2)GLSEを用いて交互作用効果を推定する際にもBISBDは,与えられたブロックサイズ,くり返し数,処理数に対してuniversally optimumであることを示した. (3)さらに,semi-BISBDと呼ばれる組合せ構造と用いて,主効果,交互作用効果を行ない.分散分析表を求め,そのefficiency factorを明らかにした。
|