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2000 年度 実績報告書

カテゴリカル色知覚の計算論モデルと色彩画像評価法への展開

研究課題

研究課題/領域番号 12650423
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

臼井 支朗  豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (40023337)

研究分担者 早坂 太一  豊橋技術科学大学, 工学部, 助手 (50314092)
中内 茂樹  豊橋技術科学大学, 工学部, 講師 (00252320)
キーワード視覚的注意 / カラーキュー
研究概要

カテゴリカルな色表現の特性を明らかにするため,本年度は特に視覚的注意と色の関係について心理物理実験およびそのモデル解析を行った.具体的には,輝度の時間変化に対する検出および識別特性に与えるcolor cueingの効果を調べた.まず,検出および識別タスクにおける反応時間を計測した結果.color cueは検出タスクには影響を与えず,識別に対してのみ効果が現れることがわかった.この結果を受け、ターゲット刺激の直後にマスキング刺激を追加し,そのSOA(Stimulus Onset Asynchrony)を操作変数とした実験を行ったところ,SOAが短い場合にcolor cueの効果が顕著に見られることがわかった.信号検出理論に基づいたモデルにより解析した結果,color cueが視覚的注意の焦点化のプロセスに影響を与えると考えることで,一連の実験データを説明可能であることがわかった.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] S.Nakauchi: "Acceleration of attentional guidance by color cueing"Investigative Ophthalmology and Visual Science. 2001.

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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