研究概要 |
1.被災建物データベースの追加 所有する被災建物約300棟の詳細調査データを、建物特性(構法、建築年、平面、各部構法、耐力壁仕様、偏心率、壁量、など)、及び被害状況を整理し、被災建物データベースを作成した。 2.文献調査 また、文献調査、現地追加調査により収集した,NHKによる調査,読売新聞による調査データをデータベースに追加した。 3.入力地震動の推定 地震学会、地震工学会などの文献を調査し、個々の被災建物位置での入力地震動の大きさを推定した。 4.破壊モードの分類と研究のまとめ データベースの建物について、木造建物の設計用のソフトを用いて、耐震性能を分析した。その結果から、当該建物の弱点を分析した。また、その建物の被害データと対照して、木造住宅の典型的な破壊モードを図化し、建物被害の尺度を作成した。
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