研究課題/領域番号 |
12660211
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研究機関 | 沖縄国際大学 |
研究代表者 |
渡久地 朝明 沖縄国際大学, 商経学部, 教授 (80122901)
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研究分担者 |
呉 錫畢 沖縄国際大学, 商経学部, 教授 (30279418)
兪 炳強 沖縄国際大学, 商経学部, 教授 (80310069)
廣瀬 牧人 沖縄国際大学, 商経学部, 教授 (20279417)
名城 敏 沖縄国際大学, 商経学部, 助教授 (70131977)
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キーワード | 沖縄 / 観光資源 / 開発 / 環境 / 赤土汚染 / 観光資源の評価パターン / 波及効果 / 産業連関表 |
研究概要 |
沖縄県においては、観光産業は基幹産業であり、「観光・リゾート産業の振興」が県の主要施策として展開さている。しかし近年、赤土などの流山による海域汚濁の進行が深刻な問題となっている。その原因については、近年の土地開発、とりわけ農用地の開発や利用のあり方などがいわれているが、実態は明らかにされていない。本研究は農業土地資源と観光資源・環境双方の調和のとれた開発及び利用を促進するための基礎的条件を明らかにするものである。 本年度の研究成果は、以下の通りである。 第一に、「観光・リゾート産業の振興」が沖縄県の主要施策として展開される中で、県内農業の振興戦略を構築するための基礎資料を提供する目的として、農産物及び農産加工品の輸移出収入が県経済に及ぼす波及効果を明らかにした。 第二に、沖縄県内外の若年層を対象に、AHPの一対比較法を用いて、沖縄における観光資源の評価情報を数量化し、観光資源の各要素の重要度、評価パターン、及び沖縄県内と県外の若年者における評価の相違を明らかにした。 第三に、実態調査の結果を踏まえ、土地・農業開発など地城開発に伴う環境資源・環境への影響やそのメカニズムについて調査研究を行った。たとえば、地域開発、米軍演習・ゴルフ場の建設というトリプル原因によって、赤土の汚染が進んでいるとされる沖縄県宜野座村を事例に、赤土の汚染状況や、赤土汚染の原因、及びそのメカニズムについて考察した。
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